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法人税や消費税について
法人税についての質問&回答集

DB‐176
【問】当社はA社の株式100株(1株当たり取得価額80,000円)を保有していましたが、A社が解散し残余財産の分配を受けました。1株当たりの分配額は72,000円で、分配時のA社の1株当たりの資本構成は、資本金等が50,000円、利益積立金額が22,000円でした。当社とA社との間には完全支配関係はありません。 残余財産の分配に際して税務上どのように処理すればよろしいでしょうか。
【答】残余財産の分配の日において、みなし配当及び株式譲渡損益を認識する必要があります。

(みなし配当の計算方法)
 みなし配当=残余財産の分配額-持分対応の資本金等の額
 株式譲渡損益=持分対応資本金等の額-株式譲渡原価

ご質問の場合、1株当たりのみなし配当額を具体的に計算すると、以下のようになります。
 みなし配当=72,000円(分配額)-50,000円(資本金等の額)=22,000円
 株式譲渡損=50,000円(資本金等の額)-80,000円(取得価額)=30,000円

 なお、受取配当金については、通常の配当と同様に益金不算入の適用があります。
 法人税法では、解散会社が残余財産を分配する場合には、①残余財産を分配する旨及び分配の事由の生じた日、②1株当たりのみなし配当金額、を株主に通知することを義務づけています。実務上は、当該通知に基づき株式譲渡損益を算定することになると思われます。


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